腰痛とともに腹痛を伴うことがあります。しかしこの腹痛、ただの腹痛ではない時があるのでくれぐれも注意が必要です。
例えば「腹部大動脈瘤」です。腹部の大動脈の一部が直径3cm以上になった状態で、さらに5cm以上になると血管が破裂する可能性が高くなって危険です。出血によるショックで死亡率も高いです。腹痛や腰痛から来ますが、無症状であることがほとんど。65歳以上、男性、喫煙者、動脈硬化の人に多いとされています。
また「腎盂腎炎」である場合もあります。腎盂腎炎とは、腎臓にある腎盂、腎実質、腎杯が細菌感染で炎症を起こす病気です。急性型と慢性型があります。40度前後の突然の高熱、悪寒、震え、腰痛、即腹痛、頻尿、血尿などの症状が出ます。女性に多く見られる症状で、子供や高齢男性の場合はほとんどが尿流障害といわれています。急性型だと症状が出るため、緊急入院を余儀なくされます。前立腺肥大症などが原因の場合は、腎盂腎炎より先にそちらの治療が優先されます。
いずれにせよ、早期発見がカギ。早めに病院に受診して腰痛の原因を突き止めるのが大事です。
腰痛と腹痛がもし同時に襲ってきたら、とてもしんどい思いをするはずです。でも実際、腰痛と腹痛という腰回りの痛みに悩んでいる女性は多いです。
特に、女性特有の腰回りの悩みといえば、生理痛。生理痛は時に腹痛を引き起こしますし、重い人は腰痛まで併発することも。しかも、腰痛や腹痛に加えて、貧血も起こりやすい状態になり、ホルモンバランスが崩れて精神的にイライラしてすることが増え、女性にとってはまったくいいことのない時期といえます。
そこで、お腹の痛みだけでもマシになるならばと、市販の鎮痛剤を飲む女性が多いです。たしかに最も効果があるともいえます。ただ、副作用で頭がぼーっとしてしまうこともあるので注意が必要です。
とりあえず、生理痛に効くのは、お腹や腰をよく温めて、別のことに集中して気を紛らわしてみてはいかがでしょうか。また、誰かに背中の腰辺りをさすってもらうと痛みが少しやわらぐこともあります。
さらに、生理痛以外にも痛や腹痛を引き起こす婦人科系の疾患が、子宮筋腫や卵巣腫瘍です。もしも生理でないのに腰やお腹に鈍い痛みを感じたら、腫瘍や炎症が起こっている可能性があります。特に、子宮外妊娠など早めの手術を必要な場合もあります。早めに専門医療機関で診察を受けるのをオススメします。
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