腰痛に悩む人が多い理由

腰痛に悩む人が多い理由

実に多くの人が腰痛に悩んでいます。その理由は人類が4足歩行から、2足歩行に変わったことが原因です。
なぜなら、4足歩行から、2足歩行に移行するために、骨盤と背骨の関係が4足歩行に適した形から、2足歩行になるために無理やりに直立したため、その構造上の問題から、背骨が腰と首のところでS字状に曲がらざるを得なくなったためです。
その結果、重い上半身を支えるために腰に負担がかかり、重い頭を支えるために首にも負担がかかることになってしまいました。
そのため、腰痛と肩こりが起こりやすくなったためです。
しかし、S字状の背骨の形状は、一方で、まっすぐな背骨よりは、高いところから飛び降りたときの衝撃をやわらげて、脳に強い衝撃が加わらないメリットを生んでいます。
脳に衝撃を与えない変わりに腰痛になりやすいS字状の構造を受け入れざるを得なくなったのも2足歩行のためとも言えなくもありません。
何百万年を経過しても、骨格が2足歩行に適すように進化できなかったのは、脳への衝撃をやわらげるためであったのかもしれません。