放っておけない腰痛の症状

放っておけない腰痛の症状

厚生労働省の国民生活基礎調査(2001)によると、痛みの自覚症状で1番多かったのは腰痛だと報告されています。そして、今後も高齢化社会が進むことで、腰痛を訴える患者が増大することは間違いないことで、適切な治療と予防対策は不可欠なものになっています。

腰痛の原因は様々で、脊椎性腰痛、神経性腰痛、血管性腰痛、内臓性腰痛、心因性腰痛など、その範疇も幅が広いようです。

一般的に知られている、痛みの強い代表的な腰痛は、                 「魔女の一撃」と呼ばれる「ぎっくり腰」でしょう。                      突然の激痛と、身体を動かすのも辛い症状が特徴的です。

「ぎっくり腰」のように激痛があると、誰もが驚いて病院に行きますが、ただ単に、腰が痛いという場合は、医師の受診が遅れることもあるのではないでしょうか。

しかし、緊急に治療しなければいけない腰痛もあります。

例えば、感染症、椎間板炎などです。原因は最近によって椎間板や、椎間板に接している椎体が侵襲されることで、腰痛が起こってきます。ただ、画像診断が可能になるまでには時間がかかることから、診断が遅れがちになります。医師にかかっても結果が分かるまでには時間がかかるのですから、腰痛を感じたら素人判断をせず、速やかに医師に診て貰うことが必要です。

椎間板ヘルニアと似たような痛みを呈する腰痛に大動脈瘤の初発という場合もあります。子宮や腎臓、腹腔内臓器の病気に関連して腰痛が起こる場合もありますので、「たかが腰痛」と思わずに、一度は検査して貰うことをお勧めします。

その他にも、精密検査をしても原因が分からない腰痛には、心因性腰痛といって、精神的な問題が要因になっていることがあります。しかし、心因性腰痛は、ありとあらゆる検査をした末の最終診断となり、非常に時間がかかるため患者にとっては大変な苦痛をもたらします。