腰痛に影響する筋肉

腰痛に影響する筋肉

腰痛は人間が2本足で歩行を始めたことによる物理的に無理な姿勢から生じています。
それは、4つ足から地球の重力に対抗して2本足で直立して立つことが原因です。
そして、その姿勢を維持できているのは、筋肉のおかげです。
このとき身体を直立させるために働いている筋肉を抗重力筋といいます。

加齢によって腰が曲がったり、姿勢が悪くなるのはこれらの筋肉の衰えが原因です。
抗重力筋には、下腿部後側にある下腿三頭筋、大腿部の表面にある大腿四頭筋、お尻にあるでん筋、背骨の下背部にある縦長の脊柱起立筋、腹部にある腹直筋の5つが大きく分けてあります。
この中で、特に腰痛に関連が深いのは、でん筋、脊柱起立筋、腹直筋です。

背骨の中の腰椎部は、直線運動、回転運動など大きな動きをする部分ですが、この腰椎をしっかりと支えているのが脊柱起立筋と腹直筋です。
この2つの筋肉は単独の名称ではなく更に細かな筋肉に分かれています。
脊柱起立筋は一般的には、背筋と呼ばれ、また、腹直筋は一般的には腹筋と呼ばれています。
これらの筋肉に加え、椎骨、椎間板、靭帯などがバランスを持って姿勢を維持しています。
このバランスが崩れると姿勢が悪くなり、その結果、動きが悪化、痛みを感じる腰痛へ発展していきます。
別の言い方をすると、これらの筋肉は腰椎などを守るコルセットの働きしています。
これらの筋肉を鍛えることで、背骨を支え、姿勢を正しく、しっかりと保持できるようになります。
筋肉が弱いと、背骨に与える負担が大きくなり、腰痛を起こしやすくなります。

これらの筋肉を効果的に鍛える運動を行うようにすることで腰痛の予防、再発防止が可能になります。