推拿(すいな)とは 中国三大療法の一つ

推拿(すいな)とは 中国三大療法の一つ

推拿(すいな)とは、鍼灸、漢方と並ぶ中国三大療法の一つに数えられる手技療法です。
日本ではあまり知られていませんが、中国で非常にポピュラー治療法として知られています。
しかも、病院では、外科、内科と言った西洋医学と並んで推拿(すいな)科が設けられているほどです。
効果がなければ病院の診療科目にはならないと思われます。

推拿(すいな)の特徴は、身体に非常にやさしく手技が行われることにあります。
しかし、最小限の力で行われるにも関わらず即効性があり施術のために時間も少なくて済むと言います。
また、他の手技療法に比べるとその種類が多いことも特徴です。推拿(すいな)を行う施術の専門家は患者の身体の状態を確認し、多くの手技の中から適切なものを選び行います。
推拿(すいな)療法は、皮膚などの柔らかい組織に対して行われるマッサージなどと、カイロプラティックなどで行われる骨や関節部など硬い組織に対する手技の長所を兼ね備えていることもまた大きな特徴です。

人間の身体は、骨格と、骨を支える筋肉や靭帯といった軟部組織の両方が正常に働いて、その結果、全身が正常になるものであると推拿(すいな)では考えています。
治療範囲は広く、首・肩のこり、痛みから慢性腰痛、ぎっくり腰、椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、自律神経失調症、心身症、慢性疲労などに効果がある他、更年期障害、生理痛、片頭痛など多方面にわたります。
保険は適用されません。費用は10分、1000円程度で他の民間療法と同じ程度です。

推拿(すいな)が身体の不調に効果がある理由は、経絡とツボを効果的に刺激し、痛みを緩和するとともに、内蔵の働きを高めるからです。
身体の外で与えられた刺激が内蔵にまで届くのは、心地よい刺激が経絡を通って内臓まで届き、自然治癒力を高めるからと言われています。