スロートレーニングで腰痛予防

スロートレーニングで腰痛予防

スロートレーニングとは、筋肉トレーニングの1種でゆっくりした動作を行うことで筋肉に負荷をかける
運動のことです。略してスロトレとも呼ばれています。
筋肉には、種類の違う性質を持っている筋肉3種類があります。
瞬間的に強い力を発揮する際に向いている筋肉である「速筋(そっきん)または白金」があります。
逆に、大きなパワーは出せませんが、持久力に優れている筋肉「遅筋(ちきん)または赤筋」です。
そして、速筋と遅筋の中間の性質を持つ「中間筋(ちゅうかんきん)」がの3種という筋繊維があります。
中間筋には、鍛え方によって速筋と遅筋のどちらにも変わることができる性質があります。
ただし、中間筋はその量がわずかしかありません。

一口に筋肉と呼んでいますが、この3種類が一人ひとりの筋肉に一定の割合で混ざっています。
この割合は人それぞれの遺伝子で決まっており、大幅に変えることができませんが、鍛えることで
大きく、強くすることが可能です。

スロートレーニングを行うことで、最初に遅筋を鍛え、次に中間筋、そして速筋も鍛えられるが、
素早い動作のトレーニングでは、速筋のみしか鍛えられません。
つまりスロートレーニングは、3種類の筋肉全てをバランスよく鍛えられるのです。

腰痛には腹筋、背筋を鍛えることが効果的なので、スロートレーニングで鍛えましょう。
方法は以下の通りです。

腹筋の鍛え方
1)仰向けに膝を立てて寝ころび、両手を頭の後ろで組みます。
2)頭を浮かせ、首を丸め込んでへそをのぞき込みます。
3)この状態から息を吐きながら、3秒かけてゆっくり更にへそをのぞき込むように背中を丸めて
 1秒静止します。この時に、完全に起き上がらないようにします。
4)3秒かけて、息を吸いながら2)の状態に戻します。
5)10回行います。

背筋の鍛え方
1)うつ伏せに寝て、足を肩幅程度に、両手も手の甲を上にして少し広げます。
2)この状態から2秒かけて上半身と両足を上に上げます。
 この時、肩甲骨をしっかりすぼめるようにします。
3)4秒かけて1)の状態に戻します。
4)15回繰り返し、15回目は15秒間、2)の状態で静止します。

スロートレーニングに効果があるのは、腰痛だけでなく膝の痛み、高血圧、動脈硬化、ダイエット
などにも効果があります。
積極的に行う価値があります。