腰痛にアイシング

腰痛にアイシング

アイシングとは、一般的には、野球のピッチャーなどのように試合後、酷使した肩の筋肉や関節を冷やすことで炎症を防ぎ、痛みを取るために行うものです。
アイシング行うと血管が収縮し、筋肉の腫れが抑制されます。また、知覚神経が麻痺することで、筋肉酷使後の痛みも緩和でき、細胞の代謝が抑制されることで損傷の拡大が少なくて済みます。

しかし、運動後だけでなく運動前にも行うアイシングが行われるようになってきています。
運動前に行っても効果があるのは、痛みを感じると筋肉は固くなるが、冷やすことで痛みを感じにくくなると筋肉が固くなるのを抑制でき、この間にストレッチ、ウォーミングアップを行うことで、より早く、筋肉が柔らかくすることができるからです。

この運動前のアイシングは、スポーツ選手だけでなく誰が行っても腰のほか、肩こり、捻挫などの効果があります。
なぜなら、腰痛を感じても冷やすことで腰などの痛みが抑えられるので、その間に腰痛に効果のあるストレッチを行えば、腰の状態を良くすることが可能になります。

アイシングは、費用も掛からないで手軽に行えるのが良い点です。
二重、三重にビニール袋をして、水が漏れないようにし、氷を詰めればすぐ利用できます。
実際に使うときは、氷が解け始めて水になり始めてからにします。氷の状態では少し冷たすぎるからです。

使用方法は氷の袋を、痛みを感じる部分に直接乗せて、そのまま5分から10分間程度冷やします。その後、ストレッチをゆっくりと行います。
早い動きのストレッチでは、冷えて麻痺した神経が、麻痺から覚めてしまう可能性があるからです。
尚、ストレッチをしているうちに、身体が温まり神経も温まってくるので、再度、また冷やして、ストレッチを行うことを2,3度行います。
ぎっくり腰のような強い痛みのある急性症状のときに無理にストレッチを行うと、症状が悪化してしまうので冷やすだけにします。
尚、慢性の腰痛に痛みが緩和するからと言って、冷やすだけでストレッチをしないことも厳禁です。