アレクサンダーテクニークと腰痛

アレクサンダーテクニークと腰痛

アレクサンダーテクニークのアレクサンダーとは、人名でオーストリアの舞台俳優としてスタートした人です。
この人がある日、舞台上で声がかすれたり、出なくなったので医者に見てもらったところ、原因不明で医者も手のつけようがない状態となりました。
そこで、自分自身で原因究明に乗り出し、その経験を元に生み出したテクニックを称して
アレクサンダーテクニークと呼ばれています。

アレクサンダーの経験から分かったことは、頑張ろうとすればするほど、出来なくなるとか、緊張をしないようにしようと思うと、余計に緊張するとかいう心と身体のアンバランス、相互作用による心身の不必要な緊張をやめると良い結果が出るということでした。

そこで、この心身の不必要な緊張に気づき、これをやめていくことを学習することで成果を上げるのがアレクサンダーテクニークです。
主に、音楽、演劇、スポーツなどの分野で能力が向上し、そして人間関係までが気楽になり、日常生活が快適になり、そして結果的に病気や痛みが減っていくとしています。

確かに日本人のスポーツ選手に対して、オリンピックのような大きな舞台で実力が発揮できないとか良く言われました。
これは、このような心の問題が身体の能力を制限して実力を発揮できないということでしょう。
また、人間関係も、人間関係を良くしたという強い願望があると、かえってぎこちなくなり、神経をすり減らして、人間関係が嫌になるようなことは理解できます。
しかし、問題は、簡単に心が制御できないことです。
スポーツで言われるメンタルトレーニングは、この手法に近いのかも知れません。

アレクサンダーテクニークは、腰痛など身体的痛みの解消にも効果的ということです。
外傷など腰痛の原因が明確なもの以外の大半は自分でも気が付かないうちに身体を緊張させている癖が原因であって、アレクサンダーテクニークによって、この根本的原因である癖を解消します。
したがって、一般的な施術と異なり根本的で長期的な改善効果が得られるとしています。

特に慢性的な腰痛に関しては、権威ある英国医学雑誌(British Medical Journal) アレクサンダーテクニークの有効性が調査研究され、86%という高い腰痛解消率が報告されています。

また、著名人や著名なスクールで採用が報告されています。
1)アレクサンダーテクニークを実践した有名人
・ポール・ニューマン
・ポール・マッカトニー
・キアヌ・リーブス
・スティング
・ニコラス・ティンバーゲン
・鈴木重子
・ロビン・ウィリアムズ
・ジョージ・バーナード・ショウ など

2)アレクサンダーテクニークを採用しているスクール
・ジュリアード音楽院
・ニューヨーク・アクターズ・スタジオ
・ワシントン大学
・英国王立演劇アカデミー
・ロンドン音楽演劇学院
・オーストラリア国立演劇学院 など