鍛えるべき筋肉が靴底を見て分かる

鍛えるべき筋肉が靴底を見て分かる

腰痛には、ぎっくり腰や腰椎椎間板ヘルニアなどの急性腰痛と慢性的に痛む腰痛があります。
この中で、慢性腰痛に対しては、靴底を見ることで腰痛のタイプが分かり、その腰痛タイプに適した効果的な筋肉の鍛え方が分かります。

慢性腰痛には、腰を丸めると痛くなる腰痛、及び腰を反らせると痛む腰痛の2つのタイプがあります。
そして、この2つの腰痛では、より効果的に腰痛改善を改善するには鍛える筋肉が異なります。

この2つのタイプの慢性腰痛が普段履いている靴底の減り方でわかります。
かかとの外側がすり減っていると、腰を丸めると痛くなる腰痛タイプで、かかとの内側がすり減っていると、反りかえることで痛くなる腰痛タイプです。
また、もう一つの見分け方は、靴を脱いで壁の前にかかとを壁から5センチ程離して、軽くお尻と背中が付く状態で立ちます。この状態で、壁と腰の間の隙間に手のひらを開いて腰と壁の間に差し入れます。
手首の先まで手が入っていく、または手首で止まる、及び手の指も入らないかで判断します。
薄着の状態で確認します。手首の先まで入るようであれば反り腰で、手首で止まれば正常、手の指も入らなければ丸腰です。
腰を丸めて痛むような腰痛は、背筋を鍛え、反りかえることで痛む腰痛は、腹筋とお尻の筋肉を鍛えます。
明確な痛みであれば、靴底を見なくても、または壁に立って確認しなくてもどちらのタイプか分かりますが、漠然としているときは、どちらかの方法で確認しましょう。

どちらのタイプの腰痛かが分かれば、そのタイプの腰痛に効果的な筋肉を鍛える運動を多くして鍛えると良いでしょう。下記に腰痛のタイプ別の運動方法を記しています。
ただし、筋肉はバランス良く鍛えることも大事ですから、もう一方の運動も行って両方の筋肉を鍛えましょう。
何れか一つの腰痛の痛みがひどい場合は、その筋肉だけを鍛えて、痛みが緩和してからバランスよく両方の筋肉を鍛えるようにすると良いでしょう。
尚、かかとの外側が減るのはO脚の人に多く、内側が減る人はX脚の人に多く見られます。
また女性には反り腰による腰痛が多く、男性には丸腰の腰痛が多く見られます。
これは女性が高いハイヒールを履くからかもしれません。
ハイヒールは反り腰タイプの腰痛になりやすいようです。

さて、このような2つのタイプの腰痛を改善する運動方法はどうしたら良いのでしょうか。以下の運動をおこなうことで改善が期待できます。

1)丸くなると痛む腰痛解消運動:
へその少し下のところに枕を当てて、うつ伏せに寝ます背中を持ち上げるように上方へ身体を反らし、あごが床から10センチ上がったところで5秒間静止します。10回ほど繰り返します。
2)反ると痛む腰痛解消運動:
仰向けに寝て、両足を持ち上げで胸に近づけます。次に、両手で太ももを抱え込み、あごを引き、腰を丸めて伸ばします。
30秒間伸ばして、10秒静止し元に戻し、また繰り返します。3回繰り返します。
次に、腹筋とお尻の後ろの筋肉を鍛えるために、体育座り(膝を曲げて胸の前に立てて座る姿勢)をし、両手を膝の上に置き、上体を後ろにゆっくり倒し、肩が床に着く直前で身体を元へゆっくり戻します。
10回繰り返します。尚、腰の痛みの程度によって無理をしないで回数は増減させましょう。