ぎっくり腰の原因

ぎっくり腰の原因

「ぎっくり腰」という病名は正式にはありません。医学的な診断名ではなく、急性的に起こる激しい腰痛の俗称です。

中腰で物を上げたり、急に立ち上がろうとしたり、階段を降りようとしたり、くしゃみをしようとしたり、などのたいした動きをしていないときに腰に激痛が走っり、「ぎっくり腰」になることが多いです。

こうなると大変です。上半身を前かがみして、後ろに反ることはできす、足をヒョコヒョコ引きずりながら歩くしかありません。酷い時には、激痛のためその場に倒れ込み、息ができない程に身動きが取れなくなってしまいます。

ぎっくり腰の原因は、大きく分けて3つのタイプがあります。

1つめは、筋肉、神経、関節への急激な負荷が掛かった時におこるタイプです。重労働の人ではなく、デスクワーク中心やドライバーの人に多くみられます。長時間座りっぱなしだと、筋力が低下し、同じ姿勢をとり続けるため筋肉が硬くなります。筋肉はゴムのように体をサポートするものですが、伸縮機能が低下すると、腰が固定してしまいます。そうしたところに、不用意な動作をきっかけとしてぎっくり腰が発症するのです。

2つめは、過度の緊張と疲れによるものです。運動不足によるものではなく、筋肉の酷使が原因となるぎっくり腰は注意が必要です。職業、スポーツなどによって、普段から筋肉だけでなく腰椎に負荷が掛かっていると椎間板ヘルニアに発展する可能性が高いからです。

3つめは、加齢による老化現象の影響によるものです。個人差はありますが、三十代から老化現象は始まり、椎間板も弾力を失い、椎間関節もすり減り、腹筋や背筋も弱くなり、じん帯ももろくなってきます。それにより、以前は普通にできていた動作がしんどくなってくるようになります。これがお年寄りにみられる腰痛です。