妊娠をきっかけに始まる腰痛

妊娠をきっかけに始まる腰痛

通勤やオフィスでのハイヒール、家事での前屈みになる姿勢、そして妊娠・出産をする女性は、男性に比べて腰痛になりやすい日常生活を送っています。

特に妊娠・出産は女性の体に大きな負荷をかけます。3キロ前後の赤ちゃんが狭い産道から出てこれるように、女性は妊娠をきっかけに、骨盤を開かせるための「リラキシン」というホルモンを多く分泌するようになります。

しかし、この女性ホルモンは筋肉の発達をさまたげ、じん帯をゆるくする作用ももっています。骨盤の関節が不安定になり、周囲の筋肉も痛めるので腰痛になりやすくなるのです。実際に9か月で約半分の妊婦さんが腰痛を訴えるといわれています。出産後も骨盤の関節じん帯のゆるみから腰痛が長引くケースもあります。

現代社会では、乗り物をついつい頼りがちにして、体を動かす機会が減っています。しかし、女性は出産後の腰痛を予防するためにも、妊娠中は、歩くことや適度な運動、骨盤周りの筋肉のエクササイズを行っておくことが大切です。理想は妊娠をする前にも、運動をする習慣をつけ、骨盤周りの筋肉をつけておくといいです。