脊椎分離症とは?

脊椎分離症とは?

本来一体であるべき脊椎骨が、椎体と椎弓の前半分と、椎弓の後ろ半分が分離した状態で、椎弓部の疲労骨折で発症します。主に第4腰椎と第5腰椎で起こります。

分離した腰椎と、その上の腰椎の連結がなくなって不安定になり、周囲のじん帯や筋力に負担がかかります。このため、電車の中での立ちっぱなしが辛かったり、椅子に長時間座っているのが辛いなど、同じ姿勢を続けるのが困難になります。

原因は、骨が成熟しない成長期の10代で激しいスポーツを行った人に多くみられます。走り幅跳び、体操、柔道、レスリング、水泳の飛び込み、バレーボールのスパイク、テニスのサーブ、サッカーの競り合い、バスケットボールのシュートなど、繰り返し体を反らす動作を行うスポーツを経験した人に多いです。

若年時には腰痛はあまりみられませんので、特に自覚症状のないまま成長していきます。ですが、年をとっていくにつれて、椎間板に弾力がなくなったり、体重が増えたり、運動不足になった状態で急に運動したりすると、分離した脊椎骨にずれの力がかかると、腰痛を引き起こすのです。