脊椎すべり症とは?

脊椎すべり症とは?

脊椎すべり症は、椎骨が前後にすべるようにずれた状態になって腰痛が起きる病症です。脊椎すべり症は複雑で以下の3つに大きく分けられます。

「形成不完全すべり症」

生まれつきのもにで白人に多くみられるが、最近では日本人にも少しづつみられます。お尻がでっぱり、体が反り気味の姿勢が特徴です。体が硬く前屈があまりできない、腰痛で神経麻痺を起こす、足の指に力が入らない、足裏のくぼみが変形する、ひどくなると尿失禁を起こす、といった症状が見られます。発育途上の段階で、ズレがひどくならないように手術を行うことが必要になります。

「分離症すべり症」

中年男性によくみられ、関節突起部分が骨折しているため、薦骨前方へすべり止めがきかなくなって起こります。

「変性すべり症」

中年以降にみられ男性よりも女性に多くみられます。老化によって椎間板の痛みがひどくなり、椎間関節もすり減っているため、第四腰椎の下関節突起が第五関節の上関節突起を乗り越えるようにずれます。そうなると、脊柱管は前後からしめつけられるように狭くなります。脊柱管が狭くなると、馬尾神経につながる血管が圧迫され、立って歩くと足がしびれて動けなくなります。