腰痛の治療法、マッケンジー法

腰痛の治療法、マッケンジー法

腰痛や坐骨神経痛、関節の痛みや痺れ、偏頭痛など、 いろいろな痛みを改善する事ができる治療法として知られているマッケンジー法は、ニュージーランドのマッケンジー博士によって開発された腰痛体操です。

これまでの腰痛対策では、腰を反らす運動は危険だとされてきましたが、マッケンジー体操では、患者個人に問診と理学検査に基づいたうえで、腰椎の伸展や屈曲などのエクササイズを行っていきます。

マッケンジー法は特定のエクササイズなどを毎日行なう事で、 痛みや痺れなどを改善し、 関節可動制限の範囲を広げていく効果が期待できるものです。

マッケンジー法は基本的に自分で行うことができるエクササイズですが、 患者によって状況は異なりますので、どんなエクササイズをするかは患者さん一人ひとりに合わせてプログラムが作られます。

マッケンジー法はセルフエクササイズと呼ばれるプログラムだけでなく、 日常生活の中でどんな点に気をつけたらよいのかなどの留意点についても、患者に合わせたプログラムを組んでもらえるのが特徴です。

マッケンジー法(体操)の流れは

1)医師による『評価』
 評価は、「問診」と「理学検査」に基づいた診断です。
 マッケンジー法では、評価と治療の割合を 「評価:治療 = 8:2」とし、評価に重点をおいています。

 2)評価に応じてエクササイズ指導
 患者個人により症状の箇所や痛みが違うため、一人ひとりに合わせたエクササイズや、日常生活における注意点などの指導を行います。

 3)自宅でエクササイズ
 医師から指導を受けたエクササイズは自宅で簡単に行えるものとなっていますので、毎日通院する必要もなく、腰痛の再発防止にも効果的にアプローチを行えます。

マッケンジー法は筋肉や骨格などに関して徹底した自己管理を行うことで 疾病を治療する事ができる治療法として世界各地でも高く評価されています。
世界27カ国に支部を構えるほど世界的な 国際組織「国際マッケンジー協会」も運営されていて、日本にも支部があります。
日本国内の医師や理学療法士などによって マッケンジー法の治療がどんどん広まっているようです。

マッケンジー法は既に症状を持っている方が治療として行なうエクササイズですが、 関節痛や腰痛などの予防のためにも、 普段からセルフエクササイズを行い定期的に関節や筋肉を動かす事も大切です。