「ドローイン」で腰痛を追放

「ドローイン」で腰痛を追放

腰痛の改善と予防には腹筋運動がとても有効です。
ただ、腹筋運動というと仰向けに寝て、上体を何回も起こす運動が一般的にイメージされるようですが、それだけではないのです。

お腹の奥のほうにある、いわゆるインナーマッスルである「腹横筋」を鍛える腹筋運動も、腰痛の予防・改善のための腹筋運動になります。

腰痛の予防や痛みの軽減のために腰痛ベルトが有効ですが、腹横筋の走行は、お腹の内臓をぐるっと取り囲むようになっていて、鍛えることで自前の腰痛ベルトともなる役割を果たします。

腹横筋が働くことによって腹圧が高まり、背骨に余計な負担がかかることを防ぐのです。
腹横筋を鍛えるこの腹筋運動を「ドローイン」とよび、腰痛で悩んでいる方にとって負担も少なく、かつ腰を保護する動きを養う上で実践的な腹筋運動と言えるでしょう。

ドローインとは「お腹をへこます動作」のことを言います。
腹式呼吸に合わせてお腹を凹ますことで、 コルセットを締めるように腹部のインナーマッスルを鍛えていくものだ

やり方は色々ありますが、腰痛の方にとってやりやすい方法は、下記のようになります。

1、手、膝を床につけて四つ這いの姿勢になります。

2、息を吸いながら、おへそを背骨に近づけるようにお腹をへこませながら力を入れます。
お腹の奥のほうがきゅーっと引き締まるように、10秒間力を入れ続けます。

3、お腹をへこませ状態で、息を吸って、吐いて、を3回繰り返します。

4、息を吐きながら10秒間でお腹を膨らませます。

この間、四つ這いの姿勢のままです。

お腹だけがへこんだり膨らんだりしますが、腰を反ったり背中を丸めたりする反動を使ってはいけません。

繰り返して3セットを行うようにしましょう。
始めはやりにくいかもしれませんが、繰り返していると慣れてきます。この運動には慣れることが肝心です。

ドローインは、大きな動きがないので腰を痛めるリスクが少なく、現在、腰痛があったとしても行うことができます。

また、コツを覚えると立った姿勢でも、寝た姿勢でも日常的に場所や時間を選ぶことなくできるので便利です。