病院での腰痛治療について

病院での腰痛治療について

病院で行う腰痛治療のほとんどが手術をしないで症状を改善していく保存的療法です。日常生活を送りながら通院し、断続的に治療を行っていきます。腰痛治療のために手術を受けなければならない人は、腰痛患者の1割程度と言われています。

はじめは「薬物治療」が基本となります。非ステロイド系の消炎鎮痛剤と内服によって炎症を抑えて痛みを和らげます。胃腸障害が出たり痛みが引かないときは、座薬や注射を使用することもあります。

その他、痛みによって強く緊張した筋肉をほぐすための筋弛緩剤、しびれがあるときには神経の働きを改善するビタミンB12、血液の循環を促進させるビタミンEなどを処方します。

椎間板ヘルニアなどで痛みが激しい場合、「神経ブロック療法」という、脊髄を覆っている硬膜と脊柱管のすき間に薬剤を注入して痛みを和らげる療法を行うことがあります。

症状が軽くなったら、物理療法や運動療法を受けるようになります。物理療法には、遠赤外線や電磁波、レーザーなどを照射して体の深部から温める温熱療法や、骨盤にベルトをかけて引っ張る骨盤牽引、マッサージなどがあり、症状に合わせて行っていきます。