梨状筋症候群

梨状筋症候群

梨状筋とは、臀部を構成する筋肉の1つで、深部にあるいわゆるインナーマッスルです。この梨状筋の異常により鈍痛が生じるのが梨状筋症候群です。梨状筋症候群の鈍痛の原因には、次の3つが考えられています。
・梨状筋におけるトリガーポイントからの関連筋膜痛
・梨状筋によって神経および血管が圧迫されること
・仙腸関節の機能障害

なお、この「神経および血管が圧迫されること」には、坐骨神経が圧迫されることも含まれます。坐骨神経というのは梨状筋の下を通っており、先天的に坐骨神経が圧迫されやすい方もいれば、スポーツなどによって臀部の筋肉が異常に拘縮してしまうと、坐骨神経を圧迫しやすくなります。このように、梨状筋症候群は坐骨神経痛の要因となります。

梨状筋症候群は、その症状は徐々に悪化していくのですが、簡単なストレッチで改善に導くことも可能です。代表的なストレッチのやり方は、まず仰向けに寝ます。そして、症状が出ている方の足の膝を曲げて、もう一方の膝の横に足を持っていきます。曲げた足の太ももと骨盤に手を置いて、下の方に力を加えながら梨状筋のストレッチを行います。を伸ばします。下方に圧力を加え梨状筋をストレッチします。息を吸いながら、膝に置いた手を押し戻すように梨状筋を収縮させてください。そして、今度は息を吐きながら力を抜いて太ももを内転させて梨状筋を伸長させてください。