腰痛の原因となる行動

腰痛の原因となる行動

腰痛は、『急に発症した』と考えられがちですが、殆どの場合では急な発症ではなく慢性的な経過をたどっています。

筋肉性の腰痛の場合ですが、身体を動かすことによって腰の筋肉に溜まった疲労は、最初の内は少し休憩をとれば回復しますが、完全に取れていない疲労が少しずつ溜まっていくようになります。
そうすると、筋肉自体が硬くなってしまい、筋肉内の血管を圧迫するようになってきます。

この状態が継続的に起こることによって身体には歪みが生じ、筋肉には老廃物が溜まってしまい、この時点で痛みが現れるようになるのです。
しかし、この時の痛みは軽微である事がほとんどで、我慢できる痛みなので通常通りの生活を送ってしまいます。その結果、軽微な痛みから強い痛みになってしまいます。
  
ここからは、腰痛が引き起こされやすい具体的な原因のご紹介です。

【悪い姿勢】

普段の生活のクセや姿勢の悪さから反り腰や、背骨・骨盤の歪み、椎間板への過負荷などを招いてしまいます。 
姿勢の悪さが原因の腰痛は、初期は筋肉性の腰痛で、進行に伴って背骨や骨盤等の関節に起因する腰痛に移行します。

【椎間板の変性】

椎間板は中心部に髄核と呼ばれるゼリー状のものがあり、その周囲を膠原繊維でできた繊維輪と呼ばれる組織で覆われて構成されています。
この繊維輪は、20歳を過ぎた頃からだんだんと水分がなくなり、古いゴムのようになってしまいます。

変性した椎間板は様々な方向からの負荷に耐える事ができなくなってしまい、ちょっとした衝撃や圧迫に耐えきれなくなり椎間板の線維輪が断裂してしまいます。
断裂部から髄核が外に出てしまった状態を椎間板ヘルニアと呼び強い腰痛を引き起こします。

【ひねりの動き】

ゴルフやバスケットボールのような姿勢で行うスポーツは、前かがみによる縦の圧力とひねりによる横の力が椎間板にかかり非常に強いストレスを与えてしまいます。
椎間板ヘルニアが起こる可能性の高い動作です。

【座ってする仕事】

仕事や運転中の座っている姿勢は、腰に対して良くない姿勢なのです。
特に、座ったままで正面を向かず体をひねるような姿勢は、腰にかかる負担はさらに大きいもいのとなります

また、座った状態でいると腹筋の筋力低下を招き、腰痛が起こりやすくなります。
さらに、臀部の筋肉は常に体重がかかっている状態で、血流が悪化してしまうので筋肉内に栄養が行き渡らなくなり筋肉がやせてしまいます。このような事が原因で腰痛が酷くなり、また改善も困難になってきます。

【重たいものを持つ】

1日のうちに何度も重たいものを持ち上げる作業をしていると、腰に強い負担がかかってしまいます。
この時に、重たいものを持ち上げる姿勢が問題となります。
重要なことは、膝を曲げて、腰を落として持ち上げるようにする事です。
決して、膝を伸ばした状態で持ち上げてはいけません。