椎間板の変性と腰痛

椎間板の変性と腰痛

椎間板は、一言で言うと、背骨と背骨の間にはさまるクッション材のようなもので、腰痛の原因の中で、椎間板にかかわるものは実に多く存在します。

椎間板は、髄核という水分をたっぷり含んだスポンジのようなものを、コラーゲンでできた壁が包んでいるとイメージすればよいでしょう。

この髄核のたっぷりある水分も、外側のコラーゲンも年齢とともに減っていくのです。
つまり、加齢とともに椎間板がクッション材としての機能を低下してしまうというわけです。

この加齢現象は仕方がない事で、腰痛の予防や椎間板ヘルニアの発生防止のためには、我々は年齢を重ねるたびに十分なケアが必要になってくるのです。

椎間板を過度の負担から守るために必要なことは、下記の2点です。

【適度な運動】 

腰痛体操やストレッチなどで筋肉の柔軟性を保持し、血流を盛んにして椎間板への栄養を十分に供給できる状態にしましょう。
腰部周辺の筋肉の柔軟性や筋力をアップさせておくことは、椎間板への負担を軽減するためにもとても重要なことなのです。

【姿勢に配意】

前傾の姿勢や、さらにそれにひねりの動作が加わる時に、椎間板に強い負担がかかります。日常生活でよい姿勢を心がけることは当然ですが、仕事などで負担のかかる動作をするときは、腰を意識して負担のかかり方に配意しながら動作を行いましょう。

また、食事の栄養バランスにも気をつけて、椎間板の繊維輪の成分であるコラーゲンを積極的に摂るようにしましょう。

腰痛は今や国民的症状と云われるほど、多くの人が経験しています。
高齢者にのみ起こる症状ではありません。

喫煙やストレスなども原因となることがあり、日頃の生活環境を見直すことも必要となります。

きっちりとした食習慣を身につけ、適度な運動を継続することは、椎間板の老化の進行も遅らせることは勿論、他の色々な病気を防止するためにもとても重要なこととなります。