子供の腰痛

子供の腰痛

子どもには腰痛などないと思われがちですが、実は腰痛を訴える子供が増えてきています。

子供の体は昔に比べると大きくはなっているのですが、体力そのものは低下しているため、怪我や病気をしやすい状態であるといえます。

子供の腰痛の多くは骨が未発達の段階で、スポーツなどによる繰り返し腰に加えられる衝撃による疲労骨折(腰椎分離)が原因となっています。

また、パソコンやテレビゲームが発達した環境の中で、悪い姿勢を長時間続けることも腰痛の原因となっています。

腰痛は、人が2本足で歩くようになってからの宿命のようなものです。
2足歩行を始めたことで、上半身の体重を細い脊椎で支えなければならず、かつその柔軟性を保つために、椎間板は常に可動性のストレスと荷重の負荷を受けることになります。

大人になってからは椎間板に変性が生じ、痛みを引き起こす原因となります。
子供の場合は、椎間板に形態的な異常がない限り、子供には変性という状態はほとんど見られません(稀に10歳代でも変性が見られることはあります)。

つまり、椎間板に変性がない子供には腰痛は起こりにくいという事になりますので、子供が腰痛を訴える場合には、大人の腰痛とは違い何かのはっきりとした原因がある確率が成人よりも高いのです。

子供の場合は腰の痛みが早く引いてしまうため、見逃してしまうことが多いようです。
子供のころの腰の疾患が原因で、大人になってからの大きな腰の障害に繋がってしまいます。

また、先天的な脊椎の障害により腰痛を起こす場合もありますし、子供が腰痛を訴えたら適切な治療や対策をとり、大人になって起こる可能性のある疾患を未然に防がなければなりません。