子供の腰痛、「筋膜性腰痛症」

子供の腰痛、「筋膜性腰痛症」

子供の腰痛に筋膜性腰痛症があります。

明らかな原因疾患が認められず、急激に腰痛を生じるものを総称して急性腰痛症といいますが、その中でも一番多くみられるのがこの筋・筋膜性腰痛症です。腰部筋肉の 肉離れのようなものととらえていいでしょう。

主に腰を支える筋肉や靭帯などの緊張や疲労により痛みを生じる、スポーツ障害の一つです。
痛みの出る場所は、背骨を中心として左右両方の時もありますし、片方だけの時もあります。

スポーツ中の急激な動作の変換時や、長時間の無理な姿勢などでも発生しますが、子供の筋膜性腰痛症が原因の腰痛は、身長の急速な伸びに筋肉の成長が追いつかないためで、主にスポーツなどによる筋肉疲労、背筋と腹筋のアンバランス、過度に腰を捻る・反るなどの動作によります。

筋膜性腰痛症による子供の腰痛の治療は、背筋・腹筋の筋肉強化を行う運動療法が中心となります。
スポーツを行っている子供は、練習前後には、腰周りへのストレッチを十分に行なう事が予防へと繋がります。

痛みが慢性化してしまうと、スポーツの復帰までに長期間を要することもあるため、普段から気をつけなければなりません。
また、日頃の勉強時や、テレビを見る時、テレビゲームをする時などの姿勢も見直してみて下さい。

子供のころの腰痛は、成人になってからの重篤な腰痛を引き起こす要因となります。
それを予防するためにも、子供の腰痛は見逃さないようにする必要があります。

子供が腰痛を訴えたら脊椎分離症の可能性もありますので病院の受診をしましょう。痛み止めの薬や湿布などは一時的に症状を改善するもので腰痛の原因が残っていていることを忘れてはいけません。