腰痛の予防に効果、「ペルビック・ティルト」

腰痛の予防に効果、「ペルビック・ティルト」

腰痛の予防に効果があり、誰でも簡単にできるエクササイズとして、「ペルビック・ティルト」が有効であると評価されています。

「ペルビック」は「骨盤」で、「ティルト」は「傾けること」という意味で、骨盤を傾けるエクササイズ、という事になります。

このエクササイズは一見、何もしていないよう に見えるのですが、骨盤だけを前後に動かす立派な腹筋のトレーニングです。

実際に腰に痛みがあって身体を動かせない時でも腹筋を鍛えられます。
体力に関係なく誰もが行える運動なのです。

1、まず床に仰向けになり、膝を90度に曲げます。脚の裏は床に着けておきます。
背中の下のほう、腰のあたりに手を入れてみると、背骨が前湾しているのがわかります。これが骨盤が前に傾いている状態です。

2、息をゆっくり吐きながら腰を床に押し付ける ように力を入れていきます。
背中に入れた手を背中で押しつぶすような気持ちで行うと良いでしょう。
息を吐きながら体を丸めるようにするとやりやすいと思います。これは少し難しいかもしれませんが、手をちゃんと押しつぶせた状態が、骨盤が後ろに傾いている状態です。

3、息を吐き終わったら、腰を押し付ける力を抜 いて息を吸いながらリラックスしていきます。

4、これを10回からはじめて20回くらいできるようになればいいでしょう。

腰を床に押し付ける要領が分かると自然にお尻が少し浮いてきます。
これは骨盤が後ろに傾いた証拠で、これがこの エクササイズの大きなポイントです。
意識的にお尻を上げてはいけません。

骨盤を後傾した時、実は腹筋(腹直筋、腹斜筋)を使っているのです。つまりこれが最も基本的な腹筋のエクササイズという事になります。

過度の前傾姿勢の為に、腰に負担がかかっている方には、後傾の動きを意識させるのに有効なエクササイズです。

このエクササイズをうまく出来ない方は、日頃から腹筋を自分の意思でうまく使えていない可能性があります。
身体に腹筋の使い方を勉強さ せる気持ちでトライしてみましょう。
簡単に腰痛予防ができる素晴らしい運動です。