腰痛と喫煙の関係

腰痛と喫煙の関係

『喫煙が腰痛の原因になる、また腰痛を悪化させる』というのは本当なのでしょうか。

根拠はあります。
たばこには、ニコチンが含まれていて、ニコチンは血管を収縮する作用があるため、体全身の血行が悪くなります。

このニコチンは、取り分け腰周りや椎間板に影響が出やすく腰痛が起こりやすくなると言われています。

椎間板は軟骨でコラーゲンが主成分です。
椎間板は背骨を構成している椎骨と椎骨の間にあり、クッションの役割を果たしています。また、背骨一つ一つを結合しているジョイントのようなものです。

たばこに含まれるニコチンが血流障害を起こし、椎間板の形成に必要なコラーゲンを破壊してしい、同時に老廃物が溜り、コリの原因ともなります。
また、たばこはコラーゲンの産生を促進するビタミンCを破壊してしまうので、椎間板の主成分であるコラーゲンの生産が追いつかなくなってしまうのです。

コラーゲンの不足した椎間板はダメージを受け、クッションの役割が果たせなくなり背骨にも障害が起こります。
その為、周りの筋肉にもダメージを与える事になり、腰痛が起こりやすくなるのです。
椎間板ヘルニア患者には喫煙者が多いといわれるのもそれが理由だといえるでしょう。

元々、腰痛で悩まれている人や肉体労働をする人で喫煙する方は特に注意が必要です。
また、運動不足やたばこを吸う本数の多さなどが加わると、ますます腰痛が悪化していきます。

健康な椎間板は間違った刺激さえなければ簡単には壊れないと言われています。
禁煙することによって壊れていた椎間板が回復することもあり、年齢が若ければ若いほど回復率は高くなります。
それにつれて腰痛の改善が期待できるのです。

喫煙しなくても周りが喫煙する場合は、受動喫煙にも注意が必要です。
喫煙者の腰痛予防は、タバコを減らしたり禁煙することがとても重要なので、自分の健康と周りの人の健康も考えて、喫煙について考えてみるといいですね。