ツボ治療の基礎知識

ツボ治療の基礎知識

【ツボ治療とは?】

ツボを一言で例えるならば、人間の体の急所といえます。この急所となる部分を東洋医学では経穴といい、一般的にはツボと呼ばれています。例えば、二日酔いのときになど、みずおちや背中に、こりや痛みを感じることがあるかと思いますが、これらのこりや痛みは、内臓が悪いときにあらわれる注意信号であり、この注意信号が点滅する箇所がつぼなのです。

東洋医学では、人間が必要とする「自然の生命力(気)」と「栄養(血)」とが結びついたものを「生命エネルギー(気血)」といいます。この生命エネルギーが内臓を起点として、左右対称に全身に駆け巡る道筋を経絡といいます。経絡上には全身で650個程のつぼがあり、生命エネルギーを供給する出入口のような役割を果たしています。東洋医学では、生命エネルギーが過不足なく、くまなく全身に駆け巡っている状態を健康と考えています。

つまり、経絡は全身の機能をつかさどり、生命エネルギーの流れを調整していますが、何らかの不調が発生すると、生命エネルギーの流れが滞り、つぼに痛みやこりが生じます。つぼ療法とは、このツボを刺激して生命エネルギーの流れをスムーズにし、病症を改善するものです。