自然治癒力

自然治癒力

いわゆる腰痛は、誰もが一生に何度か必ず経験するごくありふれた症状です。
10代から起こり始め、年を重ねるごとに増えていきます。

腰痛で長年悩まされている人は疑問に思うでしょうが、腰痛のほとんどは無理をしない限り自然に治ります。

腰痛知らずといえる人は、腰が痛くなっても自然治癒力が働いて、知らず知らずのうちに治っているので、腰痛と無縁でいられるのでしょう。

しかし、もともと腰を支える筋肉が弱かったり、老化で弱くなっていたり、筋肉が弱くなくても無理をしたり、過労や冷えなどが加わるといつまでたっても自然治癒しなくなります。

一旦、腰痛で普段の生活が制限され動きが少なくなると、途端に腰を支える筋力が低下します。
その結果、腰痛から回復しても、筋力の低下で以前より大きな負担が腰にかかるようになります。
するとまた腰痛が発生し、さらなる筋力の低下を招くようになるのです。
慢性的な腰痛から抜け出すためには、腰の痛みの悪循環を断ち切る必要があります。

ただ整体院などの治療院や、整形外科などの治療院に行くことだけが腰痛治療ではないのです。

腰痛の真の原因は、自然治癒力の低下そのものなのです。
自然治癒力を高めるためにも腰痛治療に欠かせないのは、自分の身体を知るということです。

腰痛の原因として最も多いのが姿勢の問題です。 
姿勢の悪さからくる体のゆがみの集積により、腰椎や骨盤にもひずみが起きて神経を圧迫し腰痛につながっているのです。

先ずは腰により大きな負担がかかる姿勢の矯正に努め、さらに、腰を支える腹筋や背筋の強化に励むことが求められます。

しかし、そうはいってもビジネスマンやOL、主婦も仕事や家事に忙しいし、お年寄りに腹筋や背筋を鍛えろといっても、体力的に無理があります。

しかし、可能な方法はいくらでもあります。
例えば、ウォーキング・・・家から駅まで、又は駅から会社まで歩いて通う事、主婦は自転車でお買い物に行く、お年寄りは近所を散歩すること、など意識の持ちようで体に良いことはたくさんできるのです。

ちょっとした気づきとその実行が腰への負担を減らし、腰痛の悪循環を断ち切ることになります。