ビタミンB12と腰痛

ビタミンB12と腰痛

腰痛の改善効果があるとして、ビタミンB群が有効であることはよく知られていて、薬物療法ではビタミンB剤が投与されます。

中でもビタミンB12が腰痛を改善する効果が大きいとされています。
ビタミンB12はコバラミンとも呼ばれ、水溶性の赤色又はピンク色を呈するため「赤いビタミン」とも呼ばれています。

腰痛は末梢神経が傷ついているために起こる事が多く、ビタミンB12には神経系の働きを維持する役割があり、ビタミンB12のメコバラミンはこの末梢神経の傷を治す働きがあります。
腰痛の他に肩こり、不眠症の症状改善に効果があるとされています。

ビタミンB12は動物性の食品に含まれているビタミンで、食物性の食品や食べ物からは全く摂取することが出来ません。
野菜からはビタミンB12を摂取することは出来ないので、野菜が好きな方やダイエットをしている方はビタミンB12の不足が懸念されます。

また、胃内で胃酸やペプシンによって遊離状態となって吸収されます。
したがって、高齢者のように胃酸分泌の低い人や、胃切除している方、小腸における吸収不全が心配される人でも、欠乏が懸念されます。

ビタミンB12は、水溶性のビタミンなのですが、例外的に熱には強いビタミンです。
多く含む食品は、例えばレバー、肉類、魚介類、牛乳、チーズ、卵などがあります。

ビタミンB12は体内に貯蔵することが出来、蓄えられたビタミンB12で約3年は身体を維持することができるといわれています。

しかし、このために不足した場合でも気づくのに時間がかかってしまうことになり、またすぐに症状にも現れないので注意が必要です。

腰痛がある、貧血があるといった場合、我々は疲労が原因と思いがちですが、、実はビタミンB12不足が原因だったということもあるのです。

また、ビタミンB12が不足すると悪性貧血を招きます。
悪性貧血は、めまい、立ち眩み、動悸、神経症状などを起こします。

ビタミンB12の一日に必要な量は、0.002mgでシジミ4個に相当します。
水溶性ですから摂り過ぎても心配はありません。

ビタミンB12は、他のビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビオチン、葉酸)と相互関係にあり、一緒に摂取することで互いに協力しながら体内で働きます。
どれか一つの栄養素を摂取してもその効果は発揮されにくく、すべてをバランスよく摂取する必要があります。