腰痛の症状を和らげる基本となるツボは、背中下部とひざ裏にあります。指圧する場所は、病状ごとに細かく分類されますが、全てを把握することは難しいので、まずは「腎兪(じんゆ)」「志室(ししつ)」「大腸兪(だいちょうゆ)」「委中(いちゅう)」の4つを覚えていきましょう。
【ツボの位置】
「志室」の位置
背骨と左右の腰の骨を結ぶ線の交差点から、左右外側へ指4本分いった場所にあります。(「志室」の正確な位置がわからない場合は、グーグルで「志室」と入力して検索してみてください。すぐに見つかります。)
「腎兪」
背骨と左右の腰の骨を結ぶ線の交差点から、左右外側へ指2本いった場所にあります。(「腎兪」の正確な位置がわからない場合は、グーグルで「腎兪」と入力して検索してみてください。すぐに見つかります。)
「大腸兪」の位置
背骨と左右の腰の骨を結ぶ線の交差点から、背骨の突起をひとつ下がったところの、左右外側へ指1本分いった場所にあります。(「大腸兪」の正確な位置がわからない場合は、グーグルで「大腸兪」と入力して検索してみてください。すぐに見つかります。)
「委中」の位置
うつ伏せになって足を伸ばし、ひざの裏側のくぼみに見られる横じわの中央部が委中です。(「委中」の正確な位置がわからない場合は、グーグルで「委中」と入力して検索してみてください。すぐに見つかります。)
【ツボの押し方】
「志室」「腎兪」「大腸兪」の押し方
押される人がうつ伏せになり、親指以外の指をその左右の脇腹にあてて固定し、親指で力を加減しながら押してください。
「委中」の押し方
親指を委中にあて、親指以外の指を、左右のヒザの裏側にあてて支えにし、押すほど効果があります。