腰痛の原因:椎間板の老化と予防

腰痛の原因:椎間板の老化と予防

腰痛で診察をうけても、画像診断や血液検査では異常がないのに「腰が痛い」「体を動かすと腰が痛む」など、原因が特定できない腰痛があります。

そのような場合、総称的に「腰痛症」とよばれ、こうした痛みに悩まされている人は腰痛人口のおよそ8割以上だといわれています。

理由のはっきりしない腰痛の原因の一つに、老化などにより椎間板の質量や弾力が低下することが挙げられます。
所謂「椎間板症」です。

椎間板は背骨を構成する椎骨と椎骨の間に存在する弾力性のある組織(軟骨)で骨同士がぶつかり合うのを防ぐクッションの役割を担っています。

腰の痛みと椎間板の関係は、膝の痛みと関節軟骨の関係に似ており、椎間板と関節軟骨では主成分も共通しています。
老化により椎間板成分が減量すると骨と骨がぶつかり合い背骨の変形を引き起こし、それが腰痛を引き起こす原因になるのです。

よって、このような腰痛を未然に防ぐには、加齢とともに椎間板成分が不足しないよう心がけることが大切です。
椎間板の主成分には、グルコサミン、コンドロイチン、コラーゲン、ヒアルロン酸などがあり、これらは関節軟骨と同じ成分です。

椎間板が減っている場合、生成されない限り痛みが続きます。
椎間板は適切な処置をすることにより、再生は可能だと考えられています。

正しい姿勢、栄養のバランスのとれた食事をすることなどが基本です。
また、サプリメントなどで主成分を継続的に補給するとともに、痛みを和らげるケアを取り入れることもなども大切です。