骨粗しょう症と腰痛の関係

骨粗しょう症と腰痛の関係

骨粗しょう症は老化や閉経後のホルモンの変化、偏食、不摂生などの原因で、骨に含まれるカルシュウムの量が著しく減少し、骨がもろくスカスカの状態になることですが、厳密には「骨粗しょう症」そのものは直接腰痛の原因となるものではありません。

しかし、骨がもろくなることで骨折しやすくなるので、背骨の椎体が圧迫骨折を起こしたり、変形を起こしたりすることがあります。

その為に、人に本来備わっている脊骨の自然なS字カーブが崩れ、骨盤が歪み姿勢が猫背となったりすることから腰痛になる場合があります。

しかし、それはあくまでも圧迫骨折、腰椎の変形による腰痛であって、骨粗しょう症が直接の原因とはいえません。

高齢者の方の腰痛を一概に「骨粗しょう症」の所以と決めつけてしまうと、腰痛を改善する可能性をなくしてしまうことがあります。

実際、骨粗しょう症であっても腰の痛む原因は他にもあるかもしれないので、骨密度を測るだけで「骨粗鬆症による腰痛です」などと言われた場合は、詳しい説明を求めてみることをお勧めします。

腰痛は、骨格や筋肉由来のものばかりではなく、内臓疾患などに原因がある場合もありますので、面倒でも先ずは医師の診断を受け、充分な検査をしてもらう事が大切です。