腰痛と背筋・腹筋の関係

腰痛と背筋・腹筋の関係

腰痛は筋肉との関係が大きくかかわっています。
人間が二本足で立っているとき、体は地球が引っぱる重力にさからって姿勢を保っています。
これは、筋肉の働きがあるからであって、このとき働く筋肉を「抗重力筋」といいます。

抗重力筋には「大腿三頭筋」「大腿四頭筋」「でん筋」「脊椎起立筋」「腹筋群」の五つがあり、このうち、でん筋、脊椎起立筋、腹筋群の三つが腰痛に関係してきます。

「腰椎」は脊柱でもっとも動きの大きい部位で、その「腰椎」を支えているのが脊椎起立筋と腹筋で、よく「背筋」という言葉を耳にしますが、これは脊椎起立筋のことです。

腰椎が正しい姿勢を保ち、なめらかな運動をするためには、これらの筋肉が充分な筋力、持久力、敏捷性、平衡性、協調性、柔軟性などを保っていることが必要です。

これらの筋肉と脊椎骨、椎間板、じん帯などのバランスがくずれると、それぞれが満足な働きをすることができなくなり、腰部に痛みを起こすことになるのです。

また、背筋と腹筋は腹部で円筒状の「腹腔」を形成しています。
腹腔には胃や腸などの内臓が収められていますが、同時に上半身の重みを支える役目も担っています。

背筋・腹筋は腹腔のコルセット的な役割も果たしており、しっかりと腹腔を支え、脊椎への負担を軽くするために背筋・腹筋を鍛えることが必要になってくるのです。