脊椎すべり症の手術

脊椎すべり症の手術

背骨は、たくさんの椎骨が連なってできていますが、椎骨同士の間でずれが起こることがあります。そうすると、椎骨の中を通っている神経が、ずれた状態で圧迫されることになります。この状態が脊椎すべり症です。

脊椎すべり症の原因には、いろいろなものがありますが代表的なものは変形すべり症が進行した状態です。

変形すべり症が脊椎すべり症に移行するのは、椎間板の加齢による変化が原因で何年もかかって徐々に進行します。

進行し続けるずれをとめるために脊椎固定術といって、ずれた椎骨同士の動きをなくし、一つの骨にする手術が必要になります。

方法はいろいろありますが、脊椎の椎間関節部と、そのわきの横突起部分に骨を移植し、癒合させて椎間を固定する後側方固定術と椎体間(椎間板のある部位)で骨を癒合させる後方進入椎体間固定術が代表的です。

一昔前までは、脊椎固定術の術後は、長期間の安静が必要で、手術の結果も不安定なものだったようです。しかし、近年のインプラントの進歩により、手術後の安静期間は数日と短くなり、手術結果も安定してきているようです。ただ、インプラントを使用する脊椎固定術は手術法が複雑なので、経験がある医師に任せることが重要だといわれています。