腰痛の原因「筋肉」

腰痛の原因「筋肉」

腰周辺の筋肉の異常も腰痛の原因となります。

脊柱は、上半身の負荷を吸収するためにS字カーブ(生理的湾曲)を描いているのですが、その中でも重要なのが、腰椎と仙骨が接する部分に適度な角度がついていることです。

この微妙な角度があるから、人間は直立していられるわけで、理論上体重の約3倍の重力が加わるはずの仙骨部分の力が、分散吸収されるのです。

しかし、生理的湾曲が乱れると、この角度にも影響が出て重力をうまく分散吸収できなくなってしまいます。

その為筋肉が体を支えることになり、疲労が溜まり筋肉組織内にブラジキニンという発痛物質が蓄積されるようになり、腰痛を引き起こすのです。

腹筋の代表的なものは腰を前に曲げるときに働く腹直筋で、この腹直筋が腰を曲げたときに腰椎のカーブが深くならないように作用しています。

一方、背筋は腰を反らせるときに働く筋肉で、背筋が弱くなると腰椎のカーブが深くなります。
腹筋と背筋はともに同じくらいの今日でがある事が必要で、どちらかが強すぎても弱すぎても腰椎は正常な位置を保つことはできません。

筋力の低下が原因の場合の腰痛は、症状もだるい・重いといった気持ちの悪い痛みであり、レントゲン検査では特に異常が認めらません。

例えば、同じ姿勢を長時間続けていると、腰の筋肉に大きな負担が掛かり腰痛が起きます。これが慢性化すれば、筋肉の緊張が続く事になり、筋肉内の血液の流れが悪くなって老廃物がたまり、さらに痛みが増すという悪循環を繰り返します。

運動不足で筋肉が衰えていたり、逆に使いすぎの筋肉疲労でも腰痛が起こることがあります。また、筋肉が炎症を起こす筋膜炎が腰部で起こると腰痛になります。