肥満は腰痛の原因のひとつ

肥満は腰痛の原因のひとつ

つ、座る、前かがみといった動作をした時にかかる腰への負担は、体重の2.5倍程度になるといわれています。

体重の増加は腰にかかる負担も大きくしてしまいます。
また、脂肪が多く筋肉量が少ない肥満状態では、骨や靱帯にかかる負担はますます大きくなってしまいます。

また、膝にかかる負担は、歩くだけで体重の3~5倍程度になるといわれていて、肥満は腰だけではなく膝にも悪影響を及ぼしてしまいます。

腰は上半身の重さを支えながら、下半身の動きをもサポートしていますので、立っているだけでも負担がかかります。
すなわち、体重は多いより少ない方が腰にかかる負担は小さいという事になります。

また、膝も上半身の体重を支えながら、運動を行なう関節なので、上半身に余分な重力が加われば、それだけ膝への負荷は増加することになるのです。

人間の背骨は、身体をバランス良く支え、足が地面に着く時のショックを吸収する為に、緩やかなS字状のカーブを描いています。

肥満によりお腹が出てくると、体の重心が前に移動して、自然な背骨のS字カーブが崩れ、腰椎や椎間板、椎間関節、膝関節などに無理がかかるようになります。

この状態が続くと、腰の筋肉が凝り血行不良を招き、神経が圧迫される為に、腰痛が起り易くなります。

肥満を解消する方法は、適度な運動をする、バランスのいい食事をきちんととる、ストレスを払拭し十分な睡眠時間をとるなどです。
肥満を解消することは、腰痛や膝の痛みの悪化を止めるだけでなく予防にもなります。

肥満になると運動不足になりやすく、腹筋が弱くなって ますます腰痛になりやすくなります。腰痛になると運動をしなくなるといった悪循環が起こります。

ただし、肥満の程度や心身の状態によっては運動することがかえって腰や膝に悪影響を及ぼすこともあります。

膝や腰に負担をかけるような運動は避けなければなりません。
肥満者にはどのような運動が良いのか、専門家にアドバイスしてもらった方が良いでしょう。