運動不足と腰痛

運動不足と腰痛

首から腰までつながる脊椎はゆるやかなS字カーブを保つことで、上半身の重さを支え、
運動や動作による衝撃を和らげています。
また脊椎の周囲の筋肉や靱帯、椎骨間の椎間板も、その脊椎の役目を同じように担っています。

しかし、激しい運動をする、悪い姿勢がみについている、長く同じ姿勢を続ける、などが原因で、骨や筋肉などが疲労したり、変形したりする事があり、それによって腰痛を発症することがあります。

逆に運動不足などで腹筋や背筋といった筋肉が衰えたり、加齢により骨や靱帯、関節が変性すると、今まで衝撃を吸収していたものが衰えることになり、脊椎のみに負担がかかり始めるようになり、腰痛の原因となってきます。
さらには、内臓の病気やストレスなども腰痛を引き起こす要因となり得ます。

腰を健康に保つには、適度な運動が必要です。
たいていの運動は、骨、筋肉、関節、靱帯、神経に良い刺激が伝わります。

運動不足になると、特に腰の筋肉の強さやしなやかさが失われます。腹筋や背筋が弱るとそれだけで腰痛が出やすくなるのです。

また、骨のカルシウムは運動によって定着することが知られており、運動は骨粗しょう症の予防にも効果的なのです。

運動にはストレッチ、筋力トレーニング、有酸素運動(ウォーキング、水中ウォーク
など)といった種類がありますが、腰痛防止にはどれも効果的です。

腰痛体操はストレッチと筋力アップの要素を兼ね備えたもので、腰痛の治療にも予防にも役立ち、軽い運動にもなるので、ぜひやってみましょう。

しかしながら、運動のしすぎによって翌日や翌々日に腰痛がひどくなるようであれば運動の強度を見直すべきです。
なお、すでに腰痛がある人には、重力の影響が軽減できる水中での運動がおすすめです。