腰痛対策・予防

腰痛対策・予防

腰痛の治療は、医療機関での治療と併せて、日常生活での自己管理が症状に大きく影響します。

鎮痛剤を服用しながら一方で、腰部に大きな負荷がかかる生活をしていては、治療効果は思うようにはあがりません。

年を取ると、程度の差こそあれ誰しもが骨が変形したり、もろくなってしまうものですが、高齢者すべてが腰痛を訴えて入りわけではありません。

実際に、多くの高齢者が背骨に加齢性の変化は見られたとしても、症状が出ることなく普通に暮らしています。

腰痛を発症している人が、自身の生活習慣を振り返り、腰に大きな負担をかけていることは何かを理解し、それを改善することが必要です。

加齢によって弱体化している部位に大きな負担がかからないように注意するだけで、症状の出方が変わってくるはずです。

しかし、ただ単に安静にすれば良いというものではありません。
腰にとって負担のかからないようにする為には、背骨(腰部)を支える筋力を強化し維持することが必要なのです。

人間の背骨には、ゆるやかなS字状の生理的弯曲が備わっています。
このS字湾曲が直立した際のバランスを保ち、背骨にかかる上体の重さを担っているのです。

つまり、この自然な弯曲が少しでも崩れると、脊椎に異常な負荷がかかるようになり、腰痛などの症状が出てくるのです。

可能な限り正常なS字弯曲を保つ事が、脊椎にも優しい姿勢であるといえるでしょう。
日常の動作も、少し気をつけるだけで、首や腰などにかかる負担を軽くすることができます。

デスクワークや車の運転などで同一姿勢を長時間続けなければならない場合などは、できる限り休憩をとり、身体を動かしましょう。

腰に異常がある人は、物を持つときには身体の近くで持つように心がけ、床においてある物を持ち上げるときには、腰を落としてから持ち上げるようにしましょう。

このように動作にちょっとした配慮をする事や、自分に合った適度な運動を継続して行う事で、症状は随分と変わってくるのです。