疲労による腰痛

疲労による腰痛

腰の痛みで病院に行き、X線やMRIなどの検査を行っても異常が見あたらない場合があります。
これは、疲労からくる筋肉のストレスが原因で発症することが多く、上半身を支えている脊柱の起立筋といわれる筋群の疲れによる腰痛です。

特に異常はないので医師は安静にしておくように・・ということが多いのですが、この場合は腰部に負担がかかっていて筋肉が赤信号を発しているので、いい加減な治療で放置しないようにしなければなりません。

長時間イスに座ったままの状態でいたり、無理な姿勢を続けていると、筋肉の血行が悪くなって「疲労物質」である「乳酸」がたまり、筋肉は硬くこわばって痛みを発生します。

また、硬くなった筋肉は血管を圧迫するようになり、さらに血行が悪くなって疲労物質がたまり痛みが増すという悪循環を繰り返すようになり、痛みが慢性化していきます。

椎間板ヘルニアも含めた重症の腰痛も、はじめは疲労による腰痛から始まります。
初期段階で痛みを軽視せずに腰部への負担を解消する必要があります。

「同じ姿勢・無理な姿勢を続ける」などの原因をまず軽減することです。
仕事などで同じ姿勢を続ける必要がある場合は、極力たとえ数十秒でもよいので姿勢を変えて、休む、背伸びをする、軽く体操をするなどして、腰をほぐす事が大切です。

若い時は何でもなかった事が、中年以降になると体に支障をきたすようになります。
筋肉が柔軟性を失いつつある年代で、耐久性も悪くなってくるためで、それなりに上手に筋肉を休める工夫をする必要があります。

長時間のデスクワークや車の運転を職業としている方は、休憩時間には肉体的にも精神的にも気分転換を図ることが大切です。
家では風呂でゆっくり腰を温め、入浴後は簡単なストレッチ体操を行うと良いでしょう。

腰痛の一般的注意事項ですが、まっすぐ上向きに寝るのは腰痛を増悪することがあります。膝の下に座布団でも入れて膝を曲げるか、斜めあるいは横向きで軽く腰をまるめて寝るようにすると腰椎の筋肉が安らぎます。