姿勢と腰痛

姿勢と腰痛

悪い姿勢と腰痛はとてもつながりが深く、腰痛の大きな原因となります。
姿勢の悪さは腰部のみならず、骨格・筋肉・内臓など様々な箇所に負担をかけることになり、体に諸々の悪影響を及ぼします。

身体を効率的に動かすためには、正しい姿勢が必要で、これは全ての動きの基本といえます。
正しい姿勢で過ごすことで身体にかかる負担が少なくなり、内臓の働きもスムーズになってきます。
また筋肉はバランス良く発達し、その結果、骨や関節に無理なく体重をかけることが出来るようになります。

また正しい姿勢は、背筋を伸ばすことにつながりますので、全身に適度な緊張感が行きわたり、緩んだ筋肉を引き締めることも可能となります。

正しい姿勢を維持するための筋肉を「抗重力筋」といいます。
抗重力筋は、背中(脊柱起立筋)、お腹(腹直筋)、お尻(大臀筋)、太ももの前(大腿四頭筋)、ふくらはぎ(下腿三頭筋)のように、前・後に位置する筋肉のコンビネーションで、体を立たせる働きをしています。

宇宙飛行士が無重力の宇宙ステーションの生活で衰えてしまうのは、この 「抗重力筋」 なのです。

姿勢の悪さが原因の腰痛は、一時期だけ姿勢を良くしても改善されるものでなく、様々な腰痛治療を施してもあまり効果がありません。
まずは良い姿勢を心掛け、体に負担をかけないようにしましょう。

立った時の正しい姿勢のポイントは
・両足を腰幅くらいに開き、つま先を少し外側に向けます。
・頭のてっぺんを、上に引っ張られるイメージで背すじを伸ばし、お腹に軽く力をいれます。
・お尻の横に、少しくぼみができる程度に軽く力をいれます。
・顔は正面を向き、軽くアゴをひきます。

移動の際、電車の中、家事をしている時など、ちょっと意識してみましょう。
また、理学療法士さんなどの専門家に指導をしてもらい、きっちりとした正しい姿勢を身につける事も必要かもわかりませんね。

また、姿勢という言葉には「態度」「心構え」という意味もあり、姿勢を正しくすることで気が引き締まるという素晴らしい効果も実感できます。