腰部脊柱管狭窄症で手術が行われるケース

腰部脊柱管狭窄症で手術が行われるケース

腰部脊柱管狭窄症で手術が適応となるのは、一般的に強い麻痺、膀胱や直腸の障害、日常生活に不自由を感じさせるような歩行障害、保存料療法で改善しない下肢痛があるとき、とされています。

しかし、強い麻痺や膀胱や直腸の障害があらわれてからでは、手術の成績はよくないといわれています。日常生活に不自由を感じる程度の歩行障害、保存療法で改善しない下肢痛が3ヶ月以上続き、画像診断での所見で脊柱管の狭窄が明らかな場合には、患者の希望があれば手術療法が検討されるといわれています。手術では、狭くなった脊柱管の内部を広げます。

手術を行う前には、あらためて医師が患者に、生活習慣病などほかの病気で治療を受けているか、薬を飲んでいるか、アレルギーがあるか、過去に大きな手術をしたことがあるか、など、手術を安全に行うために健康の状態と病歴などを質問します。必要なときは、患者が治療を受けている医師に、病状や服用している薬などを確認することがあります。

腰部脊柱管狭窄症の手術には、椎弓切除術、部分椎弓切除術、日赤式椎弓形成術、内視鏡下部分椎弓切除術、顕微鏡下椎弓切除術、脊椎固定術、日赤式脊椎制動術などがあります。