ストレスと腰痛は関係あるのか

ストレスと腰痛は関係あるのか

ストレスが腰痛と関係することはよく知られています。
腰痛は、精神的・肉体的なストレス、また環境からのストレスによっても引き起こされます。

精神的なストレスが腰痛としてあらわれることは良くある事で、背景にうつや心身症が隠れているケースがあります。
この場合、レントゲンやMRIで検査をしても異常は見つからず、はっきりした原因がわかりません。
このようなケースは、腰痛患者の実に8割を占めているそうです。

整形外科に診察にいっても、原因が見当たらないとして湿布と鎮痛剤を処方されたが、それなのに朝早く腰の痛みで目が覚めた…という経験のある方もいるのではないでしょうか。

精神疲労が腰痛を誘因するメカニズムは解明されています。
ストレスが溜まると自律神経に乱れが生じ交感神経が優位になると、筋肉が緊張したり、血流が悪くなったりして、筋肉疲労になり腰痛が引き起こされるのです。

このタイプの腰痛は、多くは放っておいても痛みは消えますが、従来の治療法である「痛みがある時には安静を保つ」と、云う方法で体を動かさないでいると、筋肉が硬直したり、余計気がめいってうつ傾向が強まり、なおさらに体を動かさなくなる「痛みの悪循環」に
陥ることがあります。

患者自身が自律神経のバランスを整えることで、ストレスをコントロールし、腰痛をなくすることは十分可能です。

自律神経のバランスを整えるには、

1、適度な運動を取り入れ、全身の血流を促す。
2、生活のリズムを整え、体内時計のリズムを整える。
3、趣味でストレスを発散する。
4、リラックス心がける、力が入っている部分を意識して緩める

等がありますが、ウオーキングなどを日課として行う事も良いストレス解消法といえます

家の中に引きこもっているのではなく、できるだけ普段どおりの活動を行い、ストレスを上手く発散することで、腰痛が無くなることもあるのです。

仮面うつ病という病気は、気分の落ち込みがあまり目立たず、精神疲労や心の抑圧が代わりに、頭痛、肩凝り、腰痛といった 身体症状が現れる心身症です。

頑張り屋さんに多く、自分が体調不良であることが許せなくなり、いつも罪悪感を抱えて
苦しんでいる方もいます。躊躇せず専門医に相談してください。
ストレスが腰痛の原因となっていることは案外多いものです。

整形外科と心身医療科が連携し、体と心の両面から腰痛を治す治療法「リエゾン治療」もありますので、悩んでいないで病院で色々なことを相談してみると良いでしょう。