腰痛症の種類と症状

腰痛症の種類と症状

腰痛症とは、X線写真でも異常が認められず,腰は痛いのだがその原因となる病気がはっきりとしない腰の痛みのことをいいます。
主に、使い過ぎによる筋肉の過労や姿勢の悪さなどが原因で生じたと考えられていて、病名ではなく疼痛状態のことをいい、かなり広範囲の腰痛が含まれています。

このような腰痛症は通常2~3日から10日前後で良くなりますが、痛みが続くようであれば、何らかの原因が明らかな病気の初期症状であることも考えられるので、さらなる精密検査が必要となります。

腰痛症の種類と症状は下記の通りです。

【椎間関節性腰痛症】

椎間関節(背骨)が炎症をおこして痛みが起きる腰痛で、背骨に何らかの物理的なストレスがかかって引き起こされると考えられます。

腰だけではなく、臀部や大腿部、足にまで痛みやしびれの症状がおきることもあり、肩や首までも痛むことがあります。

所謂、ぎっくり腰のような急性のものは、30~40歳代に多く、慢性のものは中年以降に数多く見られます。

腰が痛くて朝起き上がることがなかなか出来ないのだけど、一度起き上がると体を動かしているうちに痛みを感じなくなってきます。

【根性腰痛症(坐骨神経痛)】

腰椎椎間板ヘルニアが原因の場合が多く、脊髄や神経根の圧迫によって発症します。
痛みは臀部や足への拡散痛を伴います。

【シュモール結節】

椎間板ヘルニアで、椎間板内の髄核が上下に突き抜けてしまう状態で神経への圧迫はありません。

若い時期になりやすく、痛みなどの症状がない場合は心配ありませんが、症状がある場合は治療が 必要です。

【骨粗鬆症によるもの(脊椎圧迫骨折)】

閉経後の年配の女性に数多く見られ、骨が脆くなることから脊柱に圧迫骨折が起こり、背中や腰部に痛みが現れてきて、背中が丸くなったりする事もあります。

カルシウム不足で骨がすかすかの状態になり、少しの負担がかかっただけでも骨折してしまうようになります。