腰痛を治す方法(LLST療法)

腰痛を治す方法(LLST療法)

腰痛の多くは、いわゆる「腰痛症」で、姿勢の悪さや腰椎に負担がかかったために起こる前屈障害型腰痛です。よい姿勢を保つことや、腰椎に負担がかかるような動作をできるだけ避けることが、最高の治療法であり予防法なのですが、実際には、仕事上やむをえない動作もあったりして、実行はなかなか難しいものです。

そこで、日常生活において、ちょっとした補助道具などを用いて、腰の自然なカーブを維持することで腰痛を予防したり治療しようというのが「LLST療法(腰椎前弯維持療法)」です。

補助道具として、ウエストポーチ、座板、腰枕などを用いて、脊椎の自然なS字カーブを支えます。また、運動としては、筋肉を増強させるために、背筋と腹筋を無理せずに緊張させる方法「等尺性運動」を行います。これは、筋肉の長さを変えないで筋肉を緊張させる方法です。

例えば、ひざを曲げて仰向けになり、上体を起こさずに、へそをのぞき込もうとすると腹筋が少し収縮します。筋肉に最大筋力の60%の力を6~12秒間発揮させ続けると、筋肉に過剰な負担をかけずに鍛えることができるのです。さらに、痛みが強い時期を除いて、腰椎を後ろに伸展させる運動を積極的に行います。