ぎっくり腰とは?その原因と症状について

ぎっくり腰とは?その原因と症状について

ぎっくり腰とは一つの症状の名前です。つまり、いろいろな原因でぎっくり腰になるわけです。これは、発熱という症状がかぜや肺炎や虫垂炎などいろいろな原因で起こるのと同じです。ぎっくり腰とは、なにかのきっかけで急に痛くなることをあらわす言葉なのです。

急に腰が痛くなる病気にはどんなものがあるでしょうか。ぎっくり腰の原因になりうる病気として、椎間板ヘルニアや、椎間板ヘルニアの一歩手前の状態、ファセット・シンドロームなどが挙げられます。これ以外にも原因があるかもしれませんが、一般に考えられているぎっくり腰の原因はこんなものです。

これらの原因になっているのは腰椎の老化だろうと考えられています。老化という言葉はあまり適切ではないかもしれませんが、実際のところ、老化は受精直後から始まっていると考えるべきのもので、決してお年寄りの専売ではありません。老化という言葉に抵抗があるなら、経時的変化といってもいいでしょう。経時的変化なら誰にでも起こるわけで、そういう意味では、ぎっくり腰は誰にでも起こり得るものです。

しかし、10歳以下のぎっくり腰の患者は、あまりみられません。おそらく10年間くらいでは、どんなことをしても、ぎっくり腰になるような変化が腰椎の周りに起こることはないでしょう。ところが10歳代になると、なかには、スポーツなどの比較的強い外力で椎間板などを傷める子供が出てきます。さらに20歳代になると、一般にいわれるような何気ない動作でぎっくり腰になる人がでてきます。30~40歳代は立派なぎっくり腰年齢といえます。

このようにある程度の年齢になると、なにかのタイミング、動作でいえば中腰の姿勢をとったときなどに、腰が抜けたのではないかと思うほどの電撃的な痛みがでることがあります。つまり、一度ぎっくり腰になったら、「自分の腰も、ぎっくり腰の年齢を迎えたな」と思う必要があるということです。