温湿布、冷湿布、ホットパックの使い方

温湿布、冷湿布、ホットパックの使い方

一般的な原則は、急性の痛みには冷湿布を、慢性的な痛みには温湿布を使うことになっています。しかし、実際には自分で使ってみて、使用感がよいものを使うのがいいと思います。つまり、慢性であろうが急性であろうが、貼ってみて気持ちがよいと感じるものがもっとも合っていると考えていいでしょう。貼ってみて、冷たすぎて痛みを感じるようなときや、皮膚がひりひり痛くつらいようなときは、無理に貼っておく必要は全くないでしょう。そのようなときは、すぐにやめましょう。

温湿布の使用上のその他の注意としては、皮膚のかぶれをおこさないように使用することです。皮膚の弱い人は短時間で、強い人でも半日で、温湿布剤を貼った場所の皮膚が赤くなってかゆみを感じてきます。このようなかぶれを防ぐためには、2~3時間使用したら、それ以上貼っておくのをやめて皮膚を休めてやることです。とくに、夏のように汗をかく季節は注意が必要です。塗り薬などと組み合わせて使用するのも一つの方法です。

家庭でホットパックをつくるときは、濡れたタオルを軽くしぼり、ビニール袋に入れて電子レンジで温めます。袋ごと乾いたタオルでくるみ、腰に当てれば、手軽なホットパックになります。お風呂も、温熱効果や気分転換の方法として非常にすぐれています。しかし、お風呂は意外と体力を消耗します。適切に水分を補給しないと脱水になることもあり、温められた高い体温では血小板という血を固める血液成分が固まりやすくなることもありますので、お風呂で具合が悪くなる人は多く、その意味でも長湯や何度もお風呂に入ることはおすすめできません。