腰痛者のための寝方と起きあがる時の注意

腰痛者のための寝方と起きあがる時の注意

背骨は生来、横から見るとなだらかなS字カーブを描いているのが正常で、生理湾曲といわれます。
腰の辺りでは、緩やかに前弯 し、骨盤は地面に対して約30度、前傾の状態です。

しかし、腰痛で悩んでいる方の腰椎は前傾が強く出ていて、骨盤の傾斜角度も大きくなっている ことが多いのです。

寝ている時の体勢、つまり寝相によって睡眠中に腰椎のきつくなっている前弯をとり、骨盤の傾斜も少なくすることができるといわれています。

「腰に良い寝相」とは・・・・

腰椎に一番負荷のかからない寝相は横向きの姿勢です
脇腹を下にして横向きに寝る「側臥位」が腰痛予防や腰痛解消 に良いとされています。

膝を曲げ、背中を丸めて 横になることで、腰椎の前弯がとれ楽に寝ることが出来ます。
さらに足の間になにかを挟むと腰がねじれないので、より負担が軽減されます。

「うつ伏せ寝」は一番良くない寝方だといわれています。
背骨のカーブを変え、骨盤の前傾も大きくなってしまうので、大きな負担が背骨にかかって腰痛を悪化させます。

また、仰向けになって背筋や両足を伸ばしたまま寝るのも、腰がだるいからと言って 腰の下に枕やクッションを当てて寝る のも、腰椎の反りを強めるのでやめて下さい。

仰向きがクセの場合は、膝の下になにかを挟んで膝を起こした状態で寝ると負担が減り
ます。

気持ちよい睡眠のあとは起き方にも注意が必要です。
目覚めていきなりガバッと飛び起きてはいけません。まだ活動の準備ができていない腰の筋肉や骨を急に動かすとぎっくり腰になる可能性も大です。

いずれの寝方であっても、起きあがる時の鉄則は「横向き」になることです。そして、脚を曲げてそのままゆっくりと起きあがります。

一日の終わりには腰は疲れ切ってしまいます。朝の目覚めの時には大事に扱ってあげて下さい。
腰痛がある方はもちろん、痛みはまだない方も予防になりますので、ぜひ実行してください。