腰痛の原因ともなるストレスとの関係

腰痛の原因ともなるストレスとの関係

ストレスは、あらゆる病気の原因になりえると注目されつつありますが、最近、過剰なストレスは骨量を減少させるおそれがあることがわかってきました。

ストレスを過剰に感じると、ストレスホルモンと呼ばれる「グルココルチコイド」というホルモンの分泌が増加します。このホルモンは、カルシウムが腸から吸収されるのを抑制して尿への排泄を増やしてしまいます。このため、体内のカルシウムが不足して、骨が弱くなってしまうのです。また、過剰なストレスは女性ホルモンを減少させ、破骨細胞の骨吸収が活発化して骨形成を低下させます。骨がもろくなると、関節を痛めやすくなり、腰痛にもつながってくるわけです。

カルシウムの吸収が低下するだけではありません。ストレスは自律神経の働きを乱すので、胃腸の働きを悪くし、食べ物の消化・吸収を低下させるなど、さまざまな影響が体調に現れます。

ストレスの多い現代社会では、いかに上手にストレスを解消するかが大切になります。

仕事や人間関係などから起こるストレスは、大なり小なり、すべての人が感じているものです。すべての人が感じているものです。ストレスを感じないようにすることは無理ですが、たまり過ぎる前に発散することは可能です。

仕事が忙しかったり、精神的に疲れたときは、ぬるめのお風呂で半身浴をして、心と体の疲れを癒しましょう。疲労回復作用のある、ラベンダーやローズなどのアロマオイルを1、2滴たらすとより効果的です。

休日には仕事やわずらわしい人間関係から離れ、音楽鑑賞やガーデニング、ハイキング、スケッチ、陶芸など、自分が好きでリラックスできる趣味をみつけましょう。

ゆっくり寝ることも、ストレス解消のひとつの方法です。

皮膚や骨の形成にかかわる成長ホルモンは、就寝後30分~2時間たつと分泌されます。

寝不足が続くと肌が荒れた感じがすることがあります。これは、寝ている間に成長ホルモンの働きで促進される、皮膚の新陳代謝が妨げられるからです。

肌は目に見えるので、夜更かしの影響がすぐにわかります。骨や関節は見えませんが、肌と同様、睡眠不足の状態が続くと弱くなってしまいます。

美容と腰の健康のために、質の良い睡眠を十分にとりましょう。