腰痛に効くという温湿布療法

腰痛に効くという温湿布療法

温熱療法は腰痛に対して最高の治療法といえます。温めることによって局部の血液循環が改善され、新陳代謝が活発になりますから、筋肉の疲労やコリ、炎症が消え、さらに神経の興奮が鎮まります。とくに、ホットパックによる方法や蒸しタオルによる温湿布は、家庭でもできる治療法です。

ホットパックを用いる場合
ホットパックにもいろいろありますが、腰痛には乾性のものより湿性のもののほうが、効果が高いようです。市販されている電気によるホットパックは、温度調節が自在に行えるので便利です。これは直接患部に当てず、皮膚とホットパックの間に、湿らせたタオルなどを敷くようにします。
一般家庭では、冷蔵庫の中にしまってあるアイスパックを利用するとよいでしょう。お湯で温めて患部に当てるだけで、ホットパックと同じような効果が得られます。

タオルを用いて温湿布をする場合
やけどしない程度の、やや熱めのお湯を洗面器に入れ、タオルを浸します。これをお湯が流れ落ちない程度の固さにしぼり、痛む箇所よりやや広めに当てます。タオルが冷えないように上からビニールなどでおおい、さらにその上からバスタオルなどをかぶせると、いっそう効果が上がります。タオルが冷えてきたら、また温めて湿布する、という動作を繰り返します。
痛みが和らいだら皮膚の水分をふきとり、残った水分による冷えを防ぎます。

特に女性の人は冷え性の人が多いので、女性特有の腰痛に対して、温湿布療法は効果的といえます。年をとるとともに、体温が下がる傾向があり、これに伴って血流が悪くなったり、酵素が活性化されます。その結果、自然治癒能力が低下し、慢性疲労や不快な症状がでてきたり、ホルモンバランスがくずれて、女性特有の腰痛が起きたりするのです。現在では、遠赤外線ホットパックなんてものもあり、体の芯から効果的に発熱させることができます。最近では長時間パソコンをする仕事をする人が多いので、体が緊張状態になっています。腰だけでなく気になる部分を温めてあげれば、筋肉がやわらいで楽になりますよ。