腰痛を起こさない正しい寝方

腰痛を起こさない正しい寝方

私たちの一生のうち、3分の1は睡眠の時間ということになりますが、本来は安静であるべき睡眠中の不注意から、腰痛になるケースがあります。腰痛もちの人は、正しい知識を身につけ、寝るときにも腰に負担がかからない寝方をするほうがよいでしょう。

良い姿勢:
人間はもともとうつ伏せに寝るのがよいということで、よくうつ伏せで寝る人を見受けますし、赤ちゃん育児法でもうつ伏せが奨励された時期もありました。しかし、腰痛患者の例からすると、うつ伏せに寝るのは大変だといいます。うつ伏せに寝ると腰椎が反り返って、腰に無理な力が加わるからです。健康な人はうつ伏せて寝てもとくに問題はありませんが、腰痛の人の最も良い寝方は仰向けか横向きに寝て、ときどき方向を変えるという方法です。しかし、あまり寝方に神経質になる必要はありません。自分の一番楽な姿勢でなることです。

良い寝具:
布団でもベッドでも、軟らかすぎて体が沈むようなものは避けるべきです。背部の筋肉が伸び、腹部の筋肉は逆に弛緩することになり、腰痛の原因になります。硬すぎるのもよくありませんので、やや硬めの布団やベッドを使用するようにし、特にベッドはスプリングの弱いものは避けるべきです。

朝起きるときの注意:
朝目が覚めたとき、急に起き上がることは、筋肉が固くなったいるために危険です。まず、上向きで両手を大きく伸ばしながら、背伸びをゆっくりします。それから、横向きに体を丸くして静かに起き上がるようにしましょう。

【まとめ】

①腰に負担をかけずに寝る姿勢は、「仰向けに寝る」「横に向きになり、ややひざを曲げる」のがおすすめです。横向きに寝るときのポイントして、「両膝を適度に曲げる」「頭の中心と背骨が一直線になるよう、枕の高さを調節する」ことが挙げられます。

②ベッドを選ぶときのポイントは、「適度にスプリングがきいている」「程よい硬さ(硬すぎてもよくない」「背骨が一直線になる」ことが挙げられます。マットが柔らかすぎると腰にかかる負担が大きくなるので、弾力のないものは避けましょう。