腰痛の原因色々

腰痛の原因色々

腰痛は、特に日本人に多く、ほとんどの人が一生の内、何度かは経験する症状で国民病ともいわれています。

近年では生活習慣の変化から、10代前半の頃には腰痛が起こりはじめるようになっています。
最も多いのは働き盛りの40代で、その後は少しずつ減少しますが、60代より再び増加に転じます。

原因の多くは、腰椎骨自体や、腰椎骨間に存在する椎間板、椎間関節、などの外傷による変化や老化による変性(退行性変化)によるものです。
これらの変性に日常の悪い姿勢が絡み合って起こる腰痛が、最も頻度の高いものといえます。

また、椎間板、椎間関節、の変性や骨粗鬆症は、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、脊椎分離症・脊椎すべり症、などの疾患の原因ともなっており、これらの疾患が腰痛や坐骨神経痛を引き起こすことになります。

その他、癌の背骨への転移、化膿した脊椎炎、圧迫骨折なども腰痛の原因となります。
腰痛は、通常1~2週間で痛みが和らぐのが一般的です。

しかし、腰痛は骨や筋肉が原因でおこる以外に、内臓の病気で起こることがあります。
激痛がある場合、痛みが長引く場合、腰痛と共に足の痛み・しびれが出る場合などには、内臓疾患を疑ってみる必要があります。

いずれにせよ、腰痛の治療に際しては、初めに的確な診断をうけることが大事です。

年齢や遺伝、仕事の程度(重いものを持つかどうか、車の運転が多いか否か)などにより、腰痛の悪化のスピードが異なります。

腰痛は、時間がかかって起こった慢性のもの、ぎっくり腰のような急性のもの、激痛で身動きできなくなるもの、痛みは大したこともなくなんとか我慢できるものなど、千差万別です。

腰痛が極めて強く長く持続する人は、先ずは、整形外科を中心とした臨床各科で診断を受けて下さい。

ペインクリニックは、痛みを取る診療を行っていますが、腰痛の場合には最初に痛みの原因を解明する必要があるので、先ずは整形外科等での診察を受けなければなりません。

ペインクリニックは、腰痛の原因が判り、その為の治療を行っても痛みが軽快しなかった場合に、ブロック注射等で痛みを取る時に診察を受けるところです。