腰のツボによく効くお灸のやり方

腰のツボによく効くお灸のやり方

腰痛には、鍼灸療法が非常によく効くといいます。痛くて歩けないために担がれてきた人でも、治療後は、胃取りで歩いて帰れるようなケースもよく見られるようです。鍼灸による刺激は、薬物と違って、身体の機能が低下している場合は昂進するように働き、昂進しすぎている場合は抑制させる働きをします。常に、身体の恒常性を保たせようとする働きがあるというわけです。
ここでは腰痛によく効くお灸治療のやり方として、「もぐさを使う方法」「たばこを使う方法」の2通り説明します。

【もぐさを使うお灸(温灸)】
温灸に使用するもぐさは、薬局で購入できます。自分で丸めて使う散りもぐさと、切りもぐさといって円筒状に紙に包まれているものがありますが、大きめに使うので散りもぐさの上質なものを選ぶといいでしょう。
①もぐさを底辺1センチぐらいの円錐状に丸めます。
②それを患部の圧痛点(ツボ)にのせ、太めの線香で火をつけます。
③熱く感じてきたら、もぐさを取り除きます。
以上の方法を3~7回繰り返し、熱が深く入った感じがあったら、その回でやめます。この他、市販にいろいろな温灸器が発売されているので、必要に応じて利用するといいでしょう。

【たばこを使うお灸(たばこ灸)】
身近なものでお灸治療をする方法として、たばこ灸があります。
①たばこに火をつけてツボに近づけ、熱くなったら離す、という動作を5~10回繰り返します。

【腰に効くツボ】
天枢(てんすう):おへその両脇外側へ、指3本ずれたところにあります。
太谿(たいけい):内くるぶしのすぐ後ろのくぼみの中にあります。
崑崙(こんろん):外くるぶしの後ろのくぼみのところです。(両足)
腎兪(じんゆ):直立したとき、肘が脇腹にあたる位置と同じ高さの背骨から、左右外側へ指幅4本ずれたところにあります。
志室(ししつ):直立したとき、肘が脇腹にあたる位置と同じ高さの背骨から、左右外側へ指幅4本ずれたところにあります。
大腸兪(だいちょうゆ):腰の左右にある骨の上端を線で結んだ高さで、背骨をはさんで左右外側へ指幅2本ずれたところにあります。