筋肉への負荷による腰痛「筋筋膜性腰痛症」

筋肉への負荷による腰痛「筋筋膜性腰痛症」

筋肉の過緊張や損傷から腰痛になるケースは非常に多く見られます。

疲労が回復しないまま仕事を続けていたら、ある日突然腰に激痛がはしり、動けなくなったとか、スポーツの試合中に、思わずムリな姿勢で力を入れたとたん、腰が固まってしまったなどという経験も多いのではないでしょうか

また、しばらく前から、腰に痛みを感じてはいたのだけれど、放置したまま動いていたところ、ついに痛みが激しくなってしまったという事もあるでしょう。

このように状況は色々あるのですが、筋肉に無理な負荷がかり、損傷してしまうと腰に痛みが生じます。

体は基本的に骨や関節、筋肉などの相互作用によって動きます。骨と骨を筋肉がつなぎ、その筋肉が収縮することで骨や間接が動き、体が動くのです。

筋肉は、例えていうならばゴムのような性質をもっていて、脳からの指令で筋肉が収縮をするのですが、その筋肉の緊張が通常の状態以上になって固まってしまい、そのまま緩和しなくなることがあります。これがいわゆる「筋肉の過緊張」です。

また、筋肉は細い繊維がたくさん集まって伸び縮みしているのですが、その繊維が切れてしまうことがあり、これが「筋肉の損傷」です。
この筋肉の過緊張や損傷が起こると腰痛を「筋筋膜性腰痛症」といいます。

筋膜性腰痛症は、主に腰を支える筋肉や靭帯などの慢性的な緊張や疲労から起こるとされ、多くは背骨の横にある筋肉・大腰筋の緊張です。
症状は、腰が重だるくなりやすく、体を動かした時に腰が痛む、腰に疲労感があるなどです。

筋肉疲労の原因は、長時間のデスクワークや車の運転、姿勢の悪さなど日常生活の中にあることがほとんどです。
痛みの程度は様々で、病院でのレントゲンにも異常は認められないことが多いです。

このタイプの腰痛は、不良姿勢にならないように意識することが必要です。
デスクワークや車の運転など、長時間同じ姿勢をとる人に多いタイプの腰痛なので、約30分~1時間毎に休憩を入れ、簡単な体操などをしてみましょう。
背伸びだけでもいいのです。

意識次第で慢性化を防ぐことができます。逆に放っておくと慢性化し、腰痛を繰り返しやすくなり、他の疾患を誘発することになります。